ホルムガード社は 1825 年にデンマークに設立された伝統あるガラスブランドです。同社はそのクオリティの高さから、デンマーク王室御用達ブランドにも選ばれています。その一方で、照明・家具など多様なジャンルで活躍するプロダクトデザイナーセシリエ・マンツを始め、現代を代表する多くのデザイナーと協同して毎年多数の新作を発表し、伝統に甘んじることない先進的な姿勢で躍進しているブランドでもあります。同社の熟練の職人たちによる吹きガラス製法によって、生み出されるユニークで優れたデザインのガラス製品は、世界中の美術館でもコレクションされています。デンマークにおけるガラス工芸の先駆者として知られるJacob E. Bangのオリジナルデザインを忠実に再現したフラワーベースPRIMULAが、この度発売となります。ホルムガードは過去のデザインアーカイブの中から、そのルーツに敬意を表し、BangのオリジナルデザインをもとにPRIMULAを再リリースすることにしました。クリアのPRIMULAベースの他に、プラムとスモークのカラーバリエーションが加えられ、それらは建築的なガラスアートの趣を持ち、モダンインテリアを象徴するようなフラワーベースです。PRIMULAは庭などに咲く多年草を意味しますが、ホルムガードが新たに発表するフラワーベースにおいては、花の名前という以上の意味を持っています。PRIMULAはラテン語で「はじまり」を意味し、それはJacob E. Bangが多くの面で先駆者であったことへもリンクしています。PRIMULAのオリジナルプロダクトは1936年~1938年に生産されたものですが、その建築的なラインやストライプのパターンは現代のガラスウェアのトレンドに見事に合致します。機能主義者でもあるBangは、すべての装飾や余計なものをデザインから取り払い、ミニマルさや今日でも通用するような新しさをフラワーベースに与えました。柔らかな曲線が吹きガラス製法によって作られ、側面には複雑なストライプのパターンが入っており、エレガントな印象を与えています。また、北欧では昔からテキスタイルや壁紙のデザインとしてストライプが使われており、北欧の伝統へ敬意を払ったデザインにもなっています。PRIMULAは、花を生けないときでも美しいフラワーベースです。特に小さいサイズのプラムシェードのカラーとトレンド感のあるスモークのカラーのフラワーベースはコーヒーテーブルに重ねて置かれた本の上に置いたり、鏡のように美しく反射するミラートレーに置いたりと、さまざまなシーンのデコレーションアイテムとしても最適です。Jacob E. Bang(1899-1965)は1920年代にホルムガードのガラス工場で初めて雇われたデザイナーです。Bangはもともと建築家でしたが、ガラス工場で働くうちに彼の興味は工業デザインへと移っていきました。彼はまたデンマーク初の工業デザイナーとしてだけでなく、ガラス工芸の機能主義者としても知られています。彼のデザイン信念は「美しく、強く、実用的で安価であること」であり、その言葉はホルムガードが掲げる「すべてのデンマーク人にホルムガードのガラス製品を手にする機会を」という理念の礎となりました。彼が生み出した多くのデザインプロダクトは、現在コレクターズアイテムとなって今なお人気を博しています。【HOLMEGAARD ホルムガード】Primula Vase H25,5 プリムラ フラワーベースデンマークにおけるガラス工芸の先駆者として知られるJacob E. Bangのオリジナルデザインを忠実に再現したフラワーベースPRIMULAが、この度発売となります。ホルムガードは過去のデザインアーカイブの中から、そのルーツに敬意を表し、BangのオリジナルデザインをもとにPRIMULAを再リリースすることにしました。クリアのPRIMULAベースの他に、プラムとスモークのカラーバリエーションが加えられ、それらは建築的なガラスアートの趣を持ち、モダンインテリアを象徴するようなフラワーベースです。PRIMULAは庭などに咲く多年草を意味しますが、ホルムガードが新たに発表するフラワーベースにおいては、花の名前という以上の意味を持っています。PRIMULAはラテン語で「はじまり」を意味し、それはJacob E. Bangが多くの面で先駆者であったことへもリンクしています。